軟口蓋過長症整復・鼻腔狭窄症整復手術・体表腫瘤切除(日帰り手術)

今回、ご紹介させていただくのは8歳のフレンチブルドッグ女の子です。
右脇にできた皮膚のできものの診察にいらしたのですが、それとは別に3か月ほど前から鼻水が多く出ると言う事、
また、イビキをよくかいたり、興奮時や夏場などの呼吸が苦しそうといった内容のご相談もいただきました。
診察の結果、フレンチブルちゃんなどの短頭種に多く見られる軟口蓋過長と鼻孔狭窄症と診断し、
鼻孔拡張手術と軟口蓋切除手術、およびできものの切除手術を行う事になりました。
手術中の写真がこちらになります。

レーザーを用いることでほとんど出血することなく、また術後の喉の腫れや痛みを軽減することができたので、当日退院していかれました。
できものの病理検査も悪いものではなかったので、飼い主さんも安心された様子でした。
喉と鼻の息苦しさから解放され、これから、ますます元気に過ごしていただければと思います。