今回紹介させていただくのは9才のミニチュアシュナウザーの女の子です。
オーナー様が年末に右側のお乳に2cmほどのしこりがある事に気づかれましたが少し様子を見ていた所、数週間ほどで急激に大きくなっていったため手術を希望され市外からご来院されました。
こちらが手術前の写真です。
当院にご来院された時はすでにこぶし大の大きさになっていました。
こちらがレーザー手術中の写真です。
レーザーで切除するとご覧の通り出血も少なく、わんちゃんの負担を最小限に抑える事ができます。
今回の手術も日帰りで行う事ができ、オーナー様もとても安心されたご様子でした。
術後は治療用のレーザーを照射し、炎症や腫れ、痛みを抑え傷の治りを早めます。
ちなみにレーザー治療は暖かいと感じる程度で、痛み等は全くありません。
ですのでレーザー治療中はどの子もおとなしくしてくれています。
傷跡はこのような感じになります。
この症例の場合、腫瘍が大きくなっていた為、リンパ管の走行を考慮して大きく切除する必要がありましたが、とくに大きな腫れもありませんでした。
とってもおとなしい子で術前の採血やレントゲン検査などもすごく協力的にしてくれました。
甘えん坊さんのようでオーナーのお姉さんに抱っこしてもらい安心した様子でした♪