今回ご紹介させていただくのは1才のパグの女の子です。
数日前から急に息苦しそうになり食事もたべれず、眠る事も出来ない、かかりつけの病院に連れていったが改善しないと言う事で岐阜県からご来院されました。
当院にご来院になった時にはすでにチアノーゼになっており、ふらついており立ち上がる事も出来ず、時々意識が遠のくような、いつ呼吸が止まってもおかしくないかなり危険な状態で、息を吸いたくても吸えない感じでした。
至急酸素吸入など、緊急治療を行い状態をよくしておいてから、その日にすぐ軟口蓋過長症と鼻孔狭窄症の手術を行いました。
危険な状態での緊急手術でしたが、レーザーで出血や腫れ、痛みや手術時間を最小限に抑え無事に手術を終える事ができました。
術後も十分に酸素吸入を行った結果翌日は呼吸もスムーズに行えるようになりご飯も食べる事ができました。
鼻の穴もひろげずいぶんと呼吸がしやすくなりました。
しっぽをふりふりふりよってきてくれる、とってもかわいいフレンドリーな子でした。